小さな飲食店の問題解決

飲食店が生き残るために手を打つべき事項をご紹介します

香港で感じた「お料理のビジュアル」の大切さ

 久しぶりの更新になります。私用で香港と深圳に行っていました。食は広州にありとは昔から言いますが、何を見てもおいしそうに見えたというのが実感です。実際には美味しい料理もありましたし、もう食べなくてもいいと思う料理もありました。日本人には馴染みのない八角の香りがすることが多いのも一因かもしれません。正直な感想はと言うと、成田空港第2ターミナルの吉野家で食べた豚生姜焼き定食が、一番おいしく感じました。でも、今回食べたすべての料理の画像を並べたとき、食べてみたいと思う料理に、生姜焼き定食を選ぶ人は極めて稀な例だと思います。

外食は見た目が重要

 ちょっと乱暴な言い方になりましたが、見た目というのは本当に重要です。以前、外食の利用シーンについてお話ししたときに、レジャー目的で外食をする、という利用シーンについて触れました。これは純粋に、美味しそうなものを食べに行くという目的なのですが、人々はその情報源が口コミにせよ、雑誌にせよ、テレビ放送にせよ、必ず料理の画像を見て「美味しそう」と思うのです。人から聞いただけで、想像したイメージだけで来店するなどということは、今の時代ほとんどあり得ないのです。人は必ず画像を見て「美味しそう」「食べてみたい」「お店に行ってみたい」と思うのです。

 

 外食は「不味くなければいい」と極論を言う人がいますが、この意味を汲み取ると「及第点であれば問題ない」と置き換えることができます。

 

 これらを踏まえた上で、コスパがそこそこで、及第点レベルのお料理で運営しているお店であれば、次の運営の仕方を推奨したいと思います。

  • 新規の顧客を獲得するためには、あらゆる手段を使って、お料理を美味しそうに見せる。全てのチャンスを生かし、考え得る全ての媒体を使って常に露出する。
  • 実際に食べに来てくれたお客さんに再来店を促すには、接客レベルを向上して、また来たいと思わせる努力をする。

 後者についてはブログ中で何度も繰り返しお話ししています。前者の「あのお店に行ってみたい」という動機を生み出すのは、たった1枚のお料理の画像なのです。

 

 私が香港で食べたいと思ったお料理は、事前の下調べで見た画像ですが、実際に現地のお店で選んだ料理は、メニュー表の中で一番おいしそうに見えた料理だったこともあります。

 

 メニュー開発においても、ビジュアル的にインパクトがあり、美味しそうに見えるような素材の選択、盛り付け方や切り方などにもこだわってみましょう。

 

 ちなみに筆者の経験上、もっとも参考になる業態は、焼肉屋さんとお寿司屋さん、ラーメンの特集ページです。特に焼肉屋さんは、お肉のグレード以外で違いを表現する方法が限定されています。あなたが焼肉屋さんの特集ページで、もっとも美味しそうに見える画像を選んでみて、その画像のどこで「美味しそう」を感じ取ったのか考えてみるとヒントが得られるでしょう。

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