小さな飲食店の問題解決

飲食店が生き残るために手を打つべき事項をご紹介します

あなたのお店を知ってもらうためにホームページは必須

 ご近所の飲食店ならともかく、何らかの媒体を通じてあなたのお店を知るとすれば、ネット上からの情報である可能性が高いと思いませんか。

 

 いまや70歳前後の人でもインターネットで調べものをしています。この世代の人々があなたのお店を検索して、自分で車を運転したり電車に乗ったりしてはるばるあなたのお店を訪れる可能性は低いと思いますが、それより低い年齢層の世代はそうとも言えません。

 

 つまり、現役世代にあるアクティブな世代は、ほぼ間違いなくインターネットに通じていて、ネット上で取得した情報をもとに、一般的な飲食店の商圏より遠いところからあなたのお店にやって来る可能性があるということなのです。

 

 ちょっと冷静に考えてみてください。

 

 雑誌やテレビ、フリーペーパーなどで紹介されて遠くからやって来ることと、インターネットで取得した情報からあなたのお店にやって来ること、どちらが多いと思いますか?

 

 また、インターネット以外の何らかの手段であなたのお店を知って興味を持ったら、自発的にネットであなたのお店を検索することは容易に想像できますよね。

 

 あなた自身もそうでしょう?

 

 だからこそ、あなたのお店に関する公式ホームページが必要なのです。しかも、自分で作るのです。プロに依頼をすると計画よりも早く自己資金が底をつきますよ。時間を捻出して今すぐ取り掛かりましょう。もし、あなたがこれから開業することを考えているならば、この辺の準備も並行してやるべきです。

 

 私も会社から独立して、店舗を運営してときホームページを作成しました。無料ホームページサービスだったためアクセス解析ができませんでしたが、平均より高いアクセスがありますのでぜひ有料プランをご検討ください、という趣旨のメールが送られてきました。

 

 本当か?と思い、試しにWEB限定クーポンを乗せたところ、思いのほか回収があったので驚きました。

 

 これがホームページの効果なのです。そして人間とは違って24時間休まず働き続けてくれます。

 

 さて、ホームページ作成においては、メニューやアクセス、営業時間といった基本情報を中心に画像を多めに載せます。

 

 お客様は、初めて行くお店で何を食べるかすでに決めているものなので、メニューは画像付きで価格も明瞭に表示します。

 

 もちろん店内の画像もできるだけ多く載せるよう心がけましょう。お客様の不安を和らげてくれます。

 

 メニュー写真の上手な撮り方については別の機会に書きます。プロに頼むと1カット最低5千円以上はかかりますが、小さな飲食店でそんなコストをかけてはいけません。コンデジと100円ショップで揃えた道具で、美味しそうなお料理の写真を撮ることができます。

 

 ブログやフェイスブックなども併用するともっと効果的です。フェイスブックはもともとファンページと言われていたことからもわかる通り、ファンに情報提供する趣旨で使います。

 

 新作メニューとか、臨時休業などの新着情報、お店のスタッフなどについてもSNSを利用してリピーターと近しい関係を築きます。もしあなたが口ベタな人だとしても、文章力があればその弱点をリカバリしてくれるコミュニケーションツールとしても役立ちます。

 

 またブログやSNSは毎日とか定期的に更新することで、お店の信頼度アップにつながりので活用したいところです。

 

 逆に、定期的に情報を発信できないタイプの人にはお勧めしません。信頼を低下させかねません。そういう人は、基本情報だけを掲載したホームページだけがいいです。

 

 最近、SNSだけというお店もありますが、初めてのお客さんが知りたい情報は「メニュー」「価格」「営業時間・定休日」「駐車台数」といった基本事項です。ですからホームページが必要になります。

 

 

 

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