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小さな飲食店の問題解決

飲食店が生き残るために手を打つべき事項をご紹介します

損切りのタイミングを決める

 妙なタイトルで始まりますが、株式投資をしている人ならば、想定の範囲を大きく逸脱した場合、どこかのタイミングで利益確定をしたり、損切りをしたりすると思います。

 

 ここで言いたいのは、端的に申し上げて廃業するタイミングです。会社組織で運営している店舗であれば、単月の赤字が続けばある時点で撤退交渉を進めることでしょう。

 

 お店の運営はマラソンと同じで、長いレースなのですが、どこかにゴールがあるはずです。一方でリタイアもあります。このゴールとリタイアのタイミングをあらかじめ設定しておくことにも少しだけ配慮したいものです。

 

 特に自営でお店を運営していると、リタイアするタイミングを具体的に設定していない場合が多いです。だからリタイヤしたときに身も心も燃え尽きてしますのです。お店の運営で完全燃焼するのはいいのですが、人間として完全燃焼してしまったら立ち直れなくなります。自己資金が尽きた時点がやめるタイミング、自分が働けなくなったらゴールと漠然と描きがちなのですが、これはいけません。プロのスポーツ選手などと違い、働けなる頃はすでにかなり年老いています。

 

 やはりあなたのお店を客観的に見つめて、「潮時」を見極めることが大切です。

 

 自分のお店は今後右肩上がりに繁盛していくだろうか?

 

 過去に一度ブームがきて盛り上がったけれど、その波が去ったいま、これからまた波がくるだろうか?

 

 などと冷静に見つめてみるのです。

 

 飲食店の寿命はせいぜい10年です。

 

 あなたの自宅の周りに20年前から続いているお店はあります? 

 あるとしたらそのお店は20年前より繁盛しているでしょうか?

 その間、何度リニューアルをしたでしょうか?

 

 自営業の人は情熱を注ぎ、人の2倍以上働いて献身的に頑張ります。

 

 そこに生きがいを見出している人が少なくありません。

 

 でも、それとあなたのご商売が今が旬なのか、いつか旬を迎えるのかについては、切り離して冷静に考えるべきなのです。

 

 繰り返しますが、資金も情熱も燃え尽きたらリベンジすら困難になります。これを言い換えると玉砕、万歳突撃となります。勝てない戦(いくさ)は最後まで戦ってはならないのです。

 

 潮時を見極め、再チャレンジのために余力を残しておく。

 

 あなたは怠けず人の数倍頑張ってきたわけですから、努力の方向が間違っていた、もしくは何かが足りなかっただけなのです。もう一度青写真を描いてより精度の高い設計図を作り、再チャレンジだってできるでしょう。

 

 こういう勇気ある撤退も大切なのです。

 

 別の機会でお話ししますが、他人に譲るということも視野にいれましょう。赤字の企業でも買収されることがあります。新しい経営者が乗り込んで、V字回復することだってあります。小さな飲食店だってそういうことを考えてもいいと思いませんか。あなたが実現したかったことを、同じ思いを共有できる誰かに引き継ぐ。素敵なことですよね。

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