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小さな飲食店の問題解決

飲食店が生き残るために手を打つべき事項をご紹介します

定休日に営業してみる、結果は?

 これも私の経験でのお話になりますが、エリアマネジャーとして店舗指導にあたっていた某社を退職し、独立して1店舗にどっぷり浸かって切り盛りしていた時代、売上が思うように伸びずに大変苦戦しておりました。

 

 これが自分の実力なのか…と精神的に苦しい日々でした。

 

 チェーン店の仕組みなどマネジメントは完璧に移植できるのですが「小さな飲食店」としての基本的なことがわからないのです。

 

 それでも毎日40名~60名くらいのお客様に来店していただき、客単価も920円くらいだったと記憶しています。

 

 そのお店は毎週木曜日を定休日にしており、これは設備の工事に対応したり会社の行事を設定したりするなどといった戦略的な意味合いがありました。

 

 しかし2年が経過し、冬になってくると例年通り売上が落ちてくるため、定休日を返上して無休で営業をすることに決めました。

 

 以前勤めていた会社では管理職になる前の一般職店長時代も、開店前に出勤して閉店後まで勤務し、タイムカードは9時間で閉めたり最初から押さないで休日扱いにしていましたから、無休で営業するなんてことは別に辛くも何ともありませんでした。さすがに50日以上無休で働くと疲弊してきましたが…

 

 さて、定休日に営業してどうなったかと言いますと、最初の1か月は客数が1日10人未満でした。結構大きく告知していたのにもかかわらず、ダメだったのです。

 

 結局その後、1年くらい定休日を返上して営業してみましたが、ほぼすべての日において平均売上を下回りました。

 

 言いたいことは、一度定着した事柄はなかなか払拭できないということなのです。定休日が無くなって毎日お客様を受け入れる態勢が出来上がったということは、お客様にとって都合がよくなることなのですが、一度約束したことというのは厳密にいえば契約のようなものなので、一方的に契約内容を変更するというのは信用を失うことになりかねません。

 

「またあのお店、変わったよ。コロコロ中身が変わるね。」と言われかねません。お店の時間軸とお客の時間軸はかなり違います。あなたが懸命にあがいて毎日考え抜き、客数を伸ばすためにいろいろ新しい作戦を決行していくわけですが、それがお客様にとっては「前回来た時とまた変わったよ」となるのです。

 

 まとめますが、毎日営業することを視野に入れるのであれば、閉店する日まで365日毎日お店に立ち続けるという気概と決意をもって挑まなければ、お客にそっぽ向かれてしまいますよ。

 

 

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