小さな飲食店の問題解決

飲食店が生き残るために手を打つべき事項をご紹介します

ポイントカードと特典

 もう数年前になりますが、いまどき紙のポイントカードにスタンプを押しているお店なんかないですよ、と言われたことがあります。当時はフェリカを使った交通系ICカードや電子マネーはそれほど普及しておらず、お店のカードリーダに軟質のプラスチックのカードを入れるとポイントが印字されるタイプのほうが主流でした。

 

 その時私はそうだよな、スタンプカードにハンコを押しているお店なんていまどきないよな、と思ったものです。ところが実際のところ、スマホアプリを利用したポイントサービスや電子マネーとポイントサービスを一体化させたようなお店は大手企業のみで、今でもスタンプカードでのポイントサービスをしている小さなお店はかなり多いのです。

 

 だからあなたのお店で、スタンプカードによるポイントサービスをしているとしても、別に悪くないのです。

 

 ただ小さな飲食店の場合、特典に関しては来店頻度を考慮して精査すべきだと思います。

 

 例えば、客単価が5000円のコース料理がメインのお店で、1回の来店で1ポイント、10ポイントで5000円引き、なんてサービスをしても10回来店するのに何年かかるでしょうか。

 

 これがラーメン屋さんだとしても、10回も同じお店に行くなんてかなりのヘビーユーザーで、こういうお客様はポイントカードなんてなくてもあなたのお店に来てくれるのです。だからもっと別のサービスをして喜ばせてあげるべきです。帰り際に「いつも来てくれてありがとうね」と言ってガムとか飴をあげるとか。そんな感じでいいのです。

 

 話を戻しますが、小さな飲食店のポイントサービスについて一例をご紹介します。

 

①3回以下の来店で特典を貰えるサービス

 だいたい3回までは再来店する動機としてポイントカードが有利に働きます。逆にそれ以降は、ポイントカードがなくてもお客様の頭にあなたのお店がインプットされていますから、思い出したらまた来てくれます。

 

②値引きではなくて商品での特典

 たとえばドリンク1杯サービス、デザート無料でお付けしますなど。これはお客様にとっては商品売価分がお得、お店にとっては商品原価分のサービスなので両者にとってお値打ち感があります。

 

③値引きをするのなら、値引き相当額をポチ袋に入れてサンクスカードと一緒に手渡しする。

 例えばロースかつ定食1180円のところを100円値引きしてもらってもそれほど嬉しくありませんが、ポチ袋に100円を入れてお年玉みたいに貰うと数倍嬉しいものです。そこに感謝の気持ちを書いたサンクスカードも添えます。

 

 ポイントサービスはお客様が、プラスアルファで得をした、と感じることができればそれでいいのです。時代の流れでポイントの還元率ばかりが目立ちますが、キャッシュでリターンすることは誰にでもできます。むしろチェーン店には真似ができないポイントサービスを、小さな飲食店は目指すべきなのです。

 

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