小さな飲食店の問題解決

飲食店が生き残るために手を打つべき事項をご紹介します

小さな飲食店が業界のトレンド情報をキャッチするには?

f:id:wikit:20180203200505j:plain

 

今日は「小さな飲食店が業界のトレンドをキャッチするには」と題してお話します。

 

小さな飲食店では食材を仕入れるときに、業務用スーパーや激安スーパーなどで仕入れることがあると思います。

 

帳合先の卸問屋さんから、すべてを調達している飲食店となると、法人組織である場合が多く、それなりに規模が大きい店舗になるでしょう。

 

もしあなたのお店が、スーパーなど小売りからし仕入れをしていないとしたら、業界の情報収集という観点でちょっと損をしています。今日はそんなお話です。

 

 

 

 

業界の最新トレンド情報は誰が持っているのか

 食材を提供してくれる問屋さんや、問屋さんに食材を納品している食品製造メーカー、食品製造メーカーに原材料を供給しているメーカーさんは、上流に行けば行くほど会社の規模が大きく、業界のけん引役であることが多いため、自社で独自のマーケティングを行っています。

 

一般的に会社規模が大きくなればなるほど、多くの統計情報を集約して、最近や将来のトレンドについて詳細に研究しています。食品メーカーは流通業や外食、中食のチェーン店、貿易、政府機関など、関連する多くの業界団体や行政ともつながりがあります。

 

自社でも分析をする部署とスタッフを多く抱えているのが普通です。

 

それらの多くの情報は、自社製品の販売強化のために活用されるわけですが、直接の取引がある企業だけではなく、さらにその下流にいる企業やお店にも情報が活かされなければ売上が増えないため、積極的に多くの情報を発信・提供し、販売数の増加と業界の活性化、広い視点では内需拡大を狙っています。

 

 

 

 

小さな飲食店は、若い営業担当者から情報収集する 

以前、広告業者の営業担当者と仲良くした方がよい、という趣旨の内容を書きましたが、こうした食材の営業担当者ともパイプを持つことをお勧めします。

 

それが、例え取引にならなくてもです。

 

小さな飲食店には、新入社員や主任クラスの20代の社員が担当になることが多いのですが、若さゆえに情熱があり、無心で働いてくれます。

 

こちらから積極的に訊けば、多くのプレゼン資料を用意してやって来るでしょう。

 

今の時代、モノが売れないので、営業担当者もちょっとでも可能性があれば、あなたのお店に何度でも足を運んできます。それが日々の業務報告になりますし、成績に直結するからです。

 

ましてや新人なら人脈がありませんから、こちらからアプローチすれば、逆に感謝されるかもしれません。

 

どういう業態が流行っているのか、お客は休日にどこで何をやっているのか、いま主婦に人気がある料理は何か、とにかく質問責めをします。わからないことがあれば、会社に持ち帰って、さらに多くの情報を集めて教えてくれるに違いありません。

 

そうやって集めた情報は、あなたのこれまでの知識や経験という篩(ふるい)にかけて選別し、これはと思う情報には前向きに取り組みます。

 

サンプルを貰ってテストをし、試験販売するのもいいかと思います。流行りは一過性のものであり、流行りの商品の投入は、お客さんがあなたのお店に振り向いてくれる頻度が、一時的に上がるだけに過ぎませんが、広告による客数増加よりも手ごたえを感じることと思います。

 

例え取引にならなくても、店が存続する限りいい人間関係を保てれば、先方の次の担当者への引継ぎもうまく成され、あなたのお店の応援者が増えるでしょう。

 

商売は取引だけではありません。

 

あなたのお店に一度も食べに来てくれたことがない近所の人であっても、毎日挨拶するだけで気持ちがいいものですよね。業者さんとのお付き合いもそれに似ていると思います。

 

若干、話が逸れましたが、業界についてのトレンドは、遥か上流の大企業さんから発信されていることに注目し、まずは問屋さんとパイプを築きましょう。インターネットでは教えてくれない情報が入手できます。

 

 

 

 

プライバシーポリシー

       
  • 当サイトでは第三者配信の広告サービスを表示することがあり、Cookie(クッキー)を利用して個人情報を収集することがあります
  • 収集した情報は、広告配信事業者が適切な広告を表示するために使用します。これには氏名、住所、メールアドレス、電話番号は含まれません
  • Cookie(クッキー)を無効にすることもできます